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2023年09月02日

大切なのは愛すること

8/13の尾久キリスト教会の広瀬邦彦先生の説教。聖書箇所は「マルコによる福音書 第122538節」でテーマは「大切なのは愛すること」。

 律法学者に「最も大切な戒めは何か?」と問われたイエスの答えは二つ。一つは「あなたの神である主を愛しなさい」。もう一つは「隣人を自分のように愛しなさい」。神の人への愛は、人の神への愛を上回る。なぜなら神はひとり子であるイエスを犠牲にしてまで人を愛されたのだから。「ヨハネによる第一の手紙」第419節には「神がまず私たちを愛してくださった」とある。大切なのは、キリストの十字架によって現わされた神の愛をまずはしっかりと受け取ること。その上で、私たちも神の愛に応える歩みをしていきたい。それこそが、神を愛することではないか。「ローマ人への手紙」第138節でパウロは「愛は律法を全うする」と断言する。神を愛し、人を愛する者は自ずと自堕落な生活に陥ることはない。自ずときよい生活を送ろうとするだろう。

 神への愛と隣人への愛は二つで一つ。それはコインの表と裏のようなもので、両者を切り離すことはできない。私を愛しておられる神は、同じように、私の隣人(身近な人)をも愛しておられる。だから、私が隣人を愛することは、神と心を合わせることになる。『神を愛しているけれど、隣人を愛さない』ということは本来あり得ないこと。しかし、現実には、人間関係は難しい。「あの難しい人をどうやって愛することなんてできるのだろう」と私たちの誰もが悩むところ…。ここでも大切なのは、まずは神の愛に立ち返ることではないか。キリストの十字架を通して私を丸ごと愛してくださる神の愛を深く想い巡らすとき、私もまた人を愛する者へと変えられていく。

 さるご婦人はあまり自動車の運転が得意ではなかった。高速道路を走っていて、タイヤに釘が刺さってタイヤがパンクした。路肩に車を停めたものの、スペアタイヤを交換した経験がなく途方に暮れていた。そこに通りかかった車が、ご婦人の車の後ろに停車した。男の人が出て来て「パンクしました?」と言いながら、工具を出してきてタイヤを交換してくれた。婦人は「ありがとうございます。お礼をしたいのでお名前と連絡先を教えてください」。男性は「お礼はいいので、そのかわりにお願いしたいことがあります」。婦人は「なんでしょう?」。男性は「今度、あなたと同じように困っている人がいたら助けてあげて下さい」。

 神がまず私たちを愛してくださった!神の愛を受けた私たちは、その愛を隣人と分かち合うように招かれている。神が私たちによくしてくださったように、私たちも周りの人に善を行おう。

posted by take at 18:55| Comment(0) | 説教
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